天の川を撮ろう!撮影方法や場所(関西)についてご紹介

更新日:2024年08月11日 /  投稿日:2020年07月12日

天の川を撮ろう!撮影方法や場所(関西)についてご紹介

星空の写真の中でも天の川が写っている写真はとてもキレイですよね。
ましてや、カメラが好きで、一眼レフカメラを持っている方なら、誰でもきれいな写真が撮りたいって思いますよね。

今回は天の川の撮り方について、撮影方法や天の川が見れる場所についてご紹介したいと思います。

天の川とは?

天の川を簡単に説明すると、夜空に横断している雲状の光の帯のようなもので、無数の星が集まったものになります。

天の川は一年中見れます!

ところで、天の川と言うと、七夕の時期以外には見れないものだというイメージがありませんか?
実は天の川は一年中見る事が出来ます。

ただし、天の川を、特に肉眼で見るのには条件があります。

天の川が見れる条件

  • 光害の影響がない場所(都心部から離れた場所)
  • 雲がかかっていない事
  • 新月(月が出ていない状態)である事

以上の条件が整う場所であれば、天の川が肉眼でも見えます。
天の川の光は肉眼でもうっすらと見えるような状態ですので、都会のように夜もビルの光などがある場所では天の川は見えません。

天の川が見れる場所

天の川を見るための条件は先程ご紹介しました、
次に、先程の条件が整った、天の川が実際に見れる場所をご紹介いたします。

峰山高原(兵庫県)

兵庫県神崎郡にある峰山高原は大阪や兵庫県の都会の光害の影響を受けない場所にあるので、条件が整えば天の川が見れます。
また、近くにはリゾートホテルやキャンプ場もあり、夏ならキャンプを楽しみながら、天の川を見る事もできるとても環境に恵まれた場所です。

ブログの中の管理人も、実施際に峰山高原で天の川を見に行きました!

私事ですが、カメラが趣味で天の川を撮りに11月に撮影に行ったり、8月にキャンプに行ってきましたが、どちらの季節もしっかりと天の川を見る事が出来ました。

しっかりと条件が整えばしっかりとみれますので、オススメの場所です。

その時の写真がこちら!

2015年8月撮影:天の川

2015年8月:峰山高原キャンプ場にて撮影

2018年11月撮影:天の川

2018年11月:峰山高原駐車場にて撮影

西はりま天文台

同じく兵庫県にある兵庫県立大学天文科学センター西はりま天文台でも、天の川が見れます。
こちらの施設でも宿泊ができたり、貸出望遠鏡がありますので天体観測も可能です。

天川村

奈良県にある天川村でも、天の川が観測できます。
こちらの場所にもキャンプ場などがあり、昼間は季節によっては魚釣りも楽しめます。

天の川の撮影方法

では、天の川の撮影方法についてご説明していきます。
まずは、準備するものをご説明します。

天の川の撮影で準備するもの

  • 一眼レフカメラ(レンズは広角のレンズでF値3.5あるものがあると望ましいです)
  • 三脚
  • レリーズ(あると尚良です)
  • テープ(ピントの固定に使います)

以上が、撮影に必要なものになります。レンズは出来るだけ広角でF値の低いものを使うと、よりキレイに天の川が撮影できます。

天の川の撮影は当然夜の撮影になりますので、三脚を使用します。

カメラのセッティング

  1. まずは、F値の値を一番低く設定します
  2. 次にISO感度を3200~6400を目安に設定します
  3. シャッター速度は30秒前後を目安に設定します
  4. 次にピントは一番遠くにピントを合わせ、テープで固定しておきます
  5. 三脚とカメラをセットして、固定します
  6. 後は実際に撮れた写真を見ながら、設定を微調整していきます

以上が、カメラのセッティングになります。
シャッター速度を開きっぱなしにしますので、レリーズがあるとカメラ本体のボタンを押さずにシャッターが切れますので、用意しておくと便利です。

また、ピント合わせは、現場で設定すると夜で明かりが少ないので、慣れない人にとってはかなり難しいと思います。
ですので、明るい時間の時にできるだけ遠くにピントを合わせたらテープでピントが動かないように固定しておくと良いかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?天の川は、年中観測ができますので、季節を問わず撮影ができます。

また、撮影ができる場所には、近くにキャンプ場などの施設もありますので、昼間~夜までキャンプを楽しんだ後に、天の川の撮影というようにその日、1日楽しむ事も出来ますね。

お出かけの際は天気予報などをしっかりチェックして、行きましょう。

この記事を書いた人

KNOWLEDGE BASEの中の人

KNOWLEDGE BASEの中の人

2013年よりWEB制作会社に入社し、デザイン・コーディングからディレクションと幅広く従事。

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