WordPressの絵文字を無効にする2つの方法
投稿日:2022年10月23日
ひと昔であれば携帯電話のメールや、現在ではラインなどのSNSでチャット等を行う場合、絵文字を使う人は少なくないのではないでしょうか。
WordPressでも、バージョンが4.2以降より標準で絵文字機能が追加され、使えるようになっています。
ただこの絵文字機能、個人でブログを書いたりするなら問題無いですが、会社のWEBサイト等で記事を作成する場合、ご変換で絵文字が表示されたりする可能性があるため、場合によっては必要性がなかったりするケースもあります。
今回はWordPressの絵文字機能を無効にする方法をご紹介したいと思いますので、ご興味のある方は是非お試し下さい!
~ 目次 ~
functions.phpを編集して絵文字を無効にします
ここでは、プラグインを使用せずに絵文字を無効にする方法をご紹介していきます。
プラグインを使用せずに絵文字を無効にする方法として、functions.phpに以下のコードを追加して絵文字を無効にします。
function disable_emojis() {
remove_action( 'wp_head', 'print_emoji_detection_script', 7 );
remove_action( 'admin_print_scripts', 'print_emoji_detection_script' );
remove_action( 'wp_print_styles', 'print_emoji_styles' );
remove_action( 'admin_print_styles', 'print_emoji_styles' );
remove_filter( 'the_content_feed', 'wp_staticize_emoji' );
remove_filter( 'comment_text_rss', 'wp_staticize_emoji' );
remove_filter( 'wp_mail', 'wp_staticize_emoji_for_email' );
add_filter( 'tiny_mce_plugins', 'disable_emojis_tinymce' );
}
add_action( 'init', 'disable_emojis' );
functions.phpを編集する際の注意点
functions.phpはデリケートなファイルですので、少しでも編集を間違えるとエラーで表示画面が真っ白になる事があります。
編集に慣れていない場合、まずはじめにバックアップをとる事をおすすめします。
また、自作テーマではなく既存のテーマを使用している場合、アップデートがかかるとfunctions.phpに追加したコードは上書きされて、消えてしまう場合があるので、既存テーマを使用している場合は子テーマを用意し、そちらのfunctions.phpに上記のコードを追加しましょう。
プラグイン「Disable Emojis」で絵文字を無効にします
WordPressのカスタマイズや編集にあまり慣れていない人なら、プラグインを使って絵文字を無効する方法がおすすめです。
プラグイン「Disable Emojis」の導入手順
- 導入方法は、管理画面の左側にあるメニューの「プラグイン」から新規追加を選択します
- 画面右上側に検索バーがありますので、「Disable Emojis」を入力します
- 検索をかけると該当するプラグインが表示されますので、「今すぐインストール」をクリックします
- インストールが完了すると「有効化」というボタンに変わりますので、こちらもクリックします
設定は以上になります。ここまでの設定が完了すれば、絵文字機能が無効にになります。
まとめ
WordPressの絵文字機能を無効にする方法について2通りご紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
どちらの方法も簡単ではありますが、慣れていない人であればプラグインを導入する方が安全かと思いますので、おすすめです。
この記事を書いた人
KNOWLEDGE BASEの中の人
2013年よりWEB制作会社に入社し、デザイン・コーディングからディレクションと幅広く従事。