【WordPress】MW WP Formでリンク元の商品名などのページ情報を自動で入力させる方法

WEBサイトの商品情報の詳細ページなどから、お問い合わせページに遷移した際に、お問い合わせフォームに商品情報を自動で入力させたいと思った事はありませんか？

今回は遷移先のお問い合わせフォームに、取得した遷移元ページの情報(商品情報)を自動で入力させる方法をご紹介していきます。

また、今回は以下の前提条件で解説を進めていきたいと思います。

• WordPressで構築されているWEBサイトである事
• お問い合わせフォームには「MW WP Form」というプラグインを使用している事

まずはプラグインをインストール

まずはプラグインをインストールします。

「プラグイン」→「新規追加」で「MW WP Form」を検索します。

MW WP Form が見つかりましたら「インストール」→「有効化」をクリックします。

また、以下のリンク先の記事に MW WP Form の基本的な使用法をまとめていますので、よろしければご確認下さい。

関連記事：0から始めるWordPress自作テーマ作成【お問合せフォーム作成編】

商品名などの遷移元ページの情報を引き渡す方法

遷移元(商品ページなど)のリンク先URLを修正します

お問い合わせフォームに遷移元の情報を引き渡せるようにリンク先のURLを修正していきます。

リンク先のURLの後に「?post_id=<?php echo $post->ID; ?>」を付けます。

<!-- 修正前のURL -->
<a href="<?php echo home_url(); ?>/contact/">

 

<!-- 修正後のURL -->

<a href="<?php echo home_url(); ?>/contact/?post_id=<?php echo $post->ID; ?>">

この「post_id」にはURL引数にチェックを入れているため、$postのプロパティ、つまり$postに入っている情報を渡せるようになります。

$postには以下の情報が入っています。
このほかにカスタムフィールドの値も取得ができます。

[ID] => 696
[post_author] => 1
[post_date] => 2021-09-30 09:30:00
[post_date_gmt] => 2021-09-30 09:30:00
[post_content] => 投稿記事の内容が入ります
[post_title] => 投稿記事のタイトルが入ります
[post_excerpt] => 投稿記事の抜粋分が入ります
[post_status] => publish
[comment_status] => open
[ping_status] => open
[post_password] => 
[post_name] => post_sample
[to_ping] => 
[pinged] => 
[post_modified] => 2021-09-30 09:30:00
[post_modified_gmt] => 2021-09-30 09:30:00
[post_content_filtered] => 
[post_parent] => 0
[guid] => http://knowledge-base.site/kbwp/web_creative/web_creative-696/
[menu_order] => 0
[post_type] => post
[post_mime_type] => 
[comment_count] => 0
[filter] => raw

取得した情報をフォームに引き渡す設定をします

遷移元ページから取得した情報をフォームに入力するため、以下の修正をします。

<tr>
    <th>商品名</th>
    <td>[mwform_text name="items" value="{post_title}"] </td>
</tr>

「value=”{ }”」 の「{ }」の中にページのタイトルであれば「post_title」、抜粋分であれば「post_excerpt」など取得したい値を入力します。

以上の編集が終わり、遷移元のページからお問い合わせフォームに遷移元の情報が入っていれば問題無いです。

まとめ

MW WP Formでリンク元の商品名などのページ情報を自動で入力させる方法についてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか？

ご興味のある方は是非お試しいただけると幸いです。